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礼拝メッセージ 2020年3月29日

2020年3月29
聖書:マルコによる福音書15章1〜20節

説教題
「偽りの裁判」

渡辺善忠牧師(要旨)
 


ローマ帝国の総督ピラトは主イエスに、「お前がユダヤ人の王なのか」と尋問しました(2節)。ピラトは、主イエスが自分に抗う者かどうかを確かめる意味でこのように質問しました。ピラトは主イエスのことを政治的な犯罪者ではないと思っていましたが、「十字架につけろ」という群衆の叫びに屈して十字架刑の判決を下しました(13〜15節)。「ユダヤ人の王」という御言葉には、主イエスが真の王であることを示す信仰的な意味もあります。このため著者マルコは、真の王イエスが偽りの裁判を耐え忍ばれたことを語り伝えていると考えられています。このような背景は、私たちにも大切な意味があります。なぜならピラトや群衆の姿には、神に抗う私たちの姿が象徴されているからです。また神の御子イエスは、私たちを救って下さるために、偽りの裁判によって十字架刑の判決を下されたからです。この意味をおぼえて、神の御子イエスが、私たちを救って下さるために十字架に向かわれたお姿を心に刻みながら、受難節の第五週へ遣わされてまいりましょう。

author:sugamo-church, category:礼拝メッセージ, 17:02
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