- 礼拝メッセージ
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2018年12月2日
聖書:マルコによる福音書1章1〜15節
説教題
「主の道を備えよ」渡辺善忠牧師(要旨)
「福音」という御言葉は、「良い知らせ」という意味です(1、15節)。マルコ福音書では、主イエスが十字架に架けられた受難の場面は詳しく書かれていますが、主のご生涯については簡潔に伝えられています。このため「福音」という御言葉には、神の御子イエスが十字架によって全ての人々を救いへ招いて下さったことを「良い知らせ」として伝える意味があります。また「福音」という御言葉はマルコ福音書だけに使われているため、著者マルコは、神の救いの御業が「良い知らせ」として広く伝えられることを祈り願ってこの御言葉を用いたと考えられています。この意味を心に刻み、「悔い改めて福音を信じなさい」という御言葉に導かれて、御子イエスの十字架と復活による救いを心を低くして受け入れると共に、私たちが神の救いの御業を語り伝える器とされるように祈り合いながらアドヴェントを歩み始めましょう。