- 礼拝メッセージ 2019年10月20日
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2019年10月20日
聖書:ヨハネの手紙一2章28節〜3章10節
説教題
「神の子とされる」渡辺善忠牧師(要旨)
「愛する者たち、わたしたちは、今既に神の子です」という御言葉には、教会に連なる人々が神の子とされている恵みが示されています(2節)。また「御子が現れるとき」(2節)という御言葉は、御子イエスが再び来られる終末の時という意味であるため、この言葉には、再臨の時に備えて神の子として歩み続けることの大切さが示されています。ヨハネの手紙は、信仰者を惑わせる悪魔のような人々がいた教会に宛てて書き送られました(7〜8節)。このため手紙の著者ヨハネは、教会が混乱している中でこそ神の子として歩み続けることの大切さを伝えるために、この御言葉を記したと考えられています。このような背景は、私たちにも大切な意味があります。なぜなら神は私たちを含めた全ての人々を、神の子として招き導いておられるからです。この意味を心に留めて、神が信仰の先達の方々を守り導いて下さったように、私たちの日々の歩みを支えておられる恵みに感謝を捧げながら、新しい週へ遣わされてまいりましょう。